こんにちはjunです。2023年になり国外では規制が緩和されたり、前年に比べると次第に落ち着きを取り戻しつつありました。しかし何やかんやリモート生活3年目となり、大きなプロジェクトもリモートで済ますことができたりなど、十分にリモートでの仕事ができる様になってきました。今回の記事では技術的な内容はなく、3年のリモート生活であった方がいいもの、買ってよかったものなどを共有したいと思います。
職種はエンジニアを想定していますが、基本的にPCのデスクワーク系であれば変わらないです。また備品の紹介とともに生活習慣や感じたことについても書いていこうかなと思います。
ざっとまとめると以下の通り
仕事では
生活習慣などでは
リモートワークで仕事する時はオフィスと同じ様に机にPCを置くのは変わりませんが、費用的な問題で現在家にあるものでやりがちです。しかし机や椅子といった姿勢に関わるものは絶対に妥協すべきではありません。
私は一時期コタツと座椅子の上でデスクワークしましたが、猫背気味になっていまい腰を結構痛めました。また視線が下気味になると、首が痛くなります。
オフィスでも腰や首の凝りに悩む人は多いですが、デスクワークでは家でやるという緊張感からの解放や費用的な問題で、机や椅子への投資を軽視しがちです。健康を損なうこともあり、作業効率のUPにもつながるのでまず正しく、やりやすい姿勢で作業できる机と椅子を新調することは結構重要です。また、仕事を進める上での道具であるPCやキーボード、ディスプレイについても適切な位置に配置することが重要です。
まず椅子と机ですが、コタツはやめた方がいいです。20代半ばの青二才でも3ヶ月ほどで腰痛と首痛がひどくなり、整体に行き、サロンパスにお世話になる羽目になりました。
コタツでなくとも
そんな机と椅子の場合も新調した方がいいです。(ただし下になんか敷いたり、後述の備品で何とかなる場合もあります。)
椅子に関してはニトリで購入したリクライニングチェアを使用しています。椅子の要件としては
以上の機能があると仕事の質が変わります笑
エンジニアであればサブディスプレイは必須です。前述の視点を整えて、首の痛みをなくすことにもなりますが単純に作業スピードが上がります。
ソースコードを変更してその結果を確認したり、メールの確認など仕事では多くのウィンドウを使用します。その時サブディスプレイがないとかなり作業効率が落ちます。
私の場合は27インチのそんなに高くないディスプレイをヨドバシで買いました。2万ちょっとでそれほどしません。
アニメーター、デザイナーなど表示されるものが高画質で色の表現がシビアなものであれば別のディスプレイがいいですが、プログラムとその確認であれば広くて安価なディスプレイで十分です。
こんな感じで左にPC、真ん中にディスプレイをおいています。メインの作業はサブディスプレイで行い、メールや確認作業はPCで行っています。
一番作業で使用して見続けるものを正面に配置し、残りのディスプレイを左右に置くといった感じです。
買ってよかったものを紹介します。
Macを使用しているため純正のトラックパッドを使用しています。トラックパッドの良い点はマウス操作によって肩が凝りにくくなること、Macの場合は指を使ったウィンドウの操作がすぐに行えることです。
マウスは移動をする際に腕全体を使うため、腕と肩が疲れます。しかしトラックパッドは手首から先を動かすので、腕・肩が疲れません。Macであれば3本指でそれぞれのディスプレイを遷移したり、ズームができたりと便利です。
トラックパッドが苦手な方は、ホイールボール付きマウスを使うのもいいかもしれません。ホイールでカーソルを移動することができ、トラックパッドに似た操作が可能です。
私はMacbookProを使用しています。もし既存のキーボードを使用してサブディスプレイを使いたい場合、PCを前に置いてサブディスプレイを奥、または左右に置く必要があります。
しかしそれでは姿勢が崩れやすく、視点も下がってしまうため好きではありません。ラップトップは特に視点が下に下がりやすいため、PCスタンドを用いて適切な高さに配置できる様にした方がいいです。
単純にサブディスプレイで高さを揃えるだけなら適当な箱でもいけます。しかし、サブディスプレイを買うほどでもない方は、スタンドがあると斜めに配置できます。斜めになることでキーボードが打ちやすく、視線も自然な位置になります。箱を使うと高さと肘の角度が微妙になってしまいます。
ないと意外と困ったものは端子ハブです。サブディスプレイ、webカメラ、そのほか諸々のデバイスとPCを繋げると端子が対応していなかったり、足りないことがあります。ディスプレイの場合HDMIで接続することが多く、既存のPCにはその端子がないことが多いです。単純にPCのUSBハブ⇆HDMI端子に変換するアダプターもありますが、1対1で繋いでいると次第に端子が少なくなったり配線が多くなりごちゃごちゃします。
その場合は端子ハブを購入して、1つのPCの端子から複数の端子に接続できるものがあるとすごい便利です。私はTUNEWEARのALMIGHTY DOCK CS1を使用しています。USB typeCでmacに接続し以下の端子が利用可能です。
ちょっとお高めですが1年半は問題なく稼働しているので信頼できます。
次は生活習慣編です。
リモートでは基本的に家に一人(独身の場合)になることが多いです。SlackやZoomなどで仕事のコミュニケーションはとれますが、本当に仕事に関する報連相だけになり雑談などはほとんどないです。また人と会わないので次第に孤独感が強くなります。特に孤独感は厄介でチーム内で不仲やうまくプロジェクトが回らないと他人に対して大きな不信感を増長させることがあります。そのためできる限り人とコミュニケーションは取れる工夫をしておいた方がいいです。
あと全く出会いもないのでスポーツクラブとか積極的に何かしらの活動に参加していくといいです。
運動不足は結構危険です。通勤がないのはとてもいいのですがある意味最低限の運動という側面もありました。日によっては一歩も外に出ない日もあり、体重も増えがちでした。体力の落ちようは特に感じており、リモートで楽になったのにもかかわらず19時あたりにかなり疲れと眠気を感じてしまうこともありました。
運動不足の割には食事を取りすぎてしまったりするので、散歩したり定期的な運動をした方がいいです。私の場合は3本ローラーという家で自転車を回せるガジェットを買いました。(サイクリングが趣味なため)
仕事場=家になるので仕事とプライベートの境界が非常に曖昧になります。なんとなく業務時間外にプロジェクトファイルを開いて作業してしまったり、逆に仕事の時間に遊んでしまいそうになることもあります。そのため難しいですが両者の境界をうまく分ける工夫が入ります。
例えば
と物理的に分けることがおすすめです。ただし費用、部屋の構造上難しいとこもあるので極力分けるようにすることをお勧めします。
特に私の場合 nintendo switchとスプラトゥーンを買ってからものすごいハマってしまい、始業15分前までやっていたりしたこともありました。流石に他のやりたいこともあるのでKitchen Safeと呼ばれる時間まで開かない封印箱を買って自制しました笑
リモートの大きな利点としては通勤、出社準備(着替えや化粧など)がなくなりその浮いた時間ができることです。通勤していた時は準備を含めて1日のうち90分を使用していました。この通勤と準備による消費時間はバカにできません。
また人・会社によりますが無駄な飲み会や誘いが減ることによって自分に使える時間が増えるというメリットもあります。であればこの余った時間を運動、勉強、家族との時間、個人開発などに使用すると結構有意義な生活を送ることができるようになります。
私の場合もRouteShareという個人開発のサイトを開発することができました。正直リモートのおかげで半年程度で作成できた感じはあります。
記事は以上となりますがこれからリモートを始めようとする方の参考になればと思います。もしほかにTipsなどがあればぜひ紹介してください。